生徒会絶対命令!
「かしわもち~!」
あ~…、また呼んでる…。
いい加減あのあだ名やめて欲しい!
生徒会メンバーであり、
あたしの天敵でもある
田中涼介先輩があたしに付けたあだ名。
それが『かしわもち』
…なんてネーミングセンスがないのっ!?
&めっちゃムカつくっ!!!
だけど先輩であり生徒会メンバーで
ある田中先輩にそんなこと
言えるはずもなく…。
「おい!か~し~わ~も~ちっ!!」
「……………。」
ぷくっ、とほっぺを膨らましながら
あたしは田中先輩を無視して
スタスタと歩く。
「か~し~わ~も~ち~~~!!」
いっいい加減、我慢できなああああいっ!!!
「田中先輩っ!!!
そのあだ名、やめて下さいって
言ってるじゃないですか!!!」
バッと勢い良く振り向いて、
あたしは田中先輩に言った。
「じゃあ何、『お前』とか『あんた』って
呼ばれたいわけ?」
「違いますっ!あたしにはちゃんとした名前が
あるんですからっ!!!」
「………しおり?」
どくんっ、…心臓が大きく跳ねた。
あ~…、また呼んでる…。
いい加減あのあだ名やめて欲しい!
生徒会メンバーであり、
あたしの天敵でもある
田中涼介先輩があたしに付けたあだ名。
それが『かしわもち』
…なんてネーミングセンスがないのっ!?
&めっちゃムカつくっ!!!
だけど先輩であり生徒会メンバーで
ある田中先輩にそんなこと
言えるはずもなく…。
「おい!か~し~わ~も~ちっ!!」
「……………。」
ぷくっ、とほっぺを膨らましながら
あたしは田中先輩を無視して
スタスタと歩く。
「か~し~わ~も~ち~~~!!」
いっいい加減、我慢できなああああいっ!!!
「田中先輩っ!!!
そのあだ名、やめて下さいって
言ってるじゃないですか!!!」
バッと勢い良く振り向いて、
あたしは田中先輩に言った。
「じゃあ何、『お前』とか『あんた』って
呼ばれたいわけ?」
「違いますっ!あたしにはちゃんとした名前が
あるんですからっ!!!」
「………しおり?」
どくんっ、…心臓が大きく跳ねた。