銭コ乗せ
俺は伝説の銭投げ師なんて言われてるほどの、


コインスロー野郎だ。

つまりは、


そうゆうことだ。

そんな俺が開けた袋の中には、


百円玉が、きっちり5枚。


どうだ?

ゾクゾクするだろう?

ああ…


投げたい…


今すぐ投げてしまいたい…


投げて



投げて投げて



投げるかと思いきや



投げて



なげ…



なげ…



鼻毛…



とか言いながら投げて


ああ…



エクスタシー!!


「へぇーっへっへっへ!!」

「ん?」
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