短時間すぎな両思い中
「こえーな。俺んとこの高校さ、お前のファン多いぞ。」

ファン???何いってんだ、こいつは。

『でたらめいうな。』

あたしは芸能人じゃねーし。

「ファンは多いけど、お前のいろいろな噂がたってるけど。」

噂・・・。

こいつ、ハメるつもりか??

『噂?んだよ。それ。』

噂とかにはめられる女じゃねー

あたしは

「裏表があるだとか、すっぴんブサイクだとか。まあそんなとこかな。」

裏表・・・。

てか、ブサイクってなによ。


『あるよ。あたし、裏表だけど。』

あたし嘘はつかないいい女なんです。なんちって。

「まぢで?わざとさっき聞いたんだけどまぢでか。裏表ってどんな?」

こいつにいったらぜぇーったいバラす。

『しらなーーい。』


立石敦子逃走の巻。


「おいまてよ。」

彼はすぐに追いかけてくる。

すぐつかまえられまちた。

「俺はお前が好きだ。でもお前のこと好きなやついっぱいいるから諦めるしかねーと思うけどさ。」

は・・・

こ、こ、、これは・・・・・。



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