短時間すぎな両思い中

「あ。やっぱり今の忘れて。振られることはわかっとるけん。」

『別にいいけど。』

立石敦子。彼氏なしのfreeから彼氏持ちになりましたぁぁぁ。


彼と別れた後、携帯をひらくと聖美から着信があった。

『聖美。何かあったんかな。』

そう思いながら電話をかけた。

「もしもし~。敦子??あたし俊君と付き合うことになったんだ。でさー、敦子のところはどうなのー??」

『付き合ったよ、じゃあね。』

すぐに通話終了。


『おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』

海に向かって叫ぶ。

なんで聖美にもできるんだよーーーーー

あのウザ友ーーーーーーーーーーー


家に到着。

えっだまめ。えっだまめーーー。

お母さんの買い物袋をみても


ない、ない、ない・・・


ないいいいいいいいいいいいいいいいい。

『おかーさん。枝豆は?』

スーパーの袋をあさりながらお母さんに問いつめる。

「あらぁ、買うのわすれちゃったわ。」

なに、笑顔でいってんだ。おいっ

こらぁ

『ババー』

そう言い捨て、買い物にいく。

これがよくある日常です。
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