大きな花束
プロローグ
あなたがいない日々は、
あたしを一層悲しくさせる。
ケントの呼吸が止まった時、あたしすごく泣いたよ。
ケントから貰ったメールを見た時もすごく泣いたよ。
あたしが勝手に泣いてるのか、ケントがあたしを泣かせてるのかは、わからないけど
泣いてばかりのあたしを笑顔にさせてくれたのは、
間違いなくケントだったね。
毎日毎日あたしに届く、ケントからの贈り物は、あたしの一生の宝物。