大きな花束
プロローグ

あなたがいない日々は、
あたしを一層悲しくさせる。


ケントの呼吸が止まった時、あたしすごく泣いたよ。
ケントから貰ったメールを見た時もすごく泣いたよ。


あたしが勝手に泣いてるのか、ケントがあたしを泣かせてるのかは、わからないけど

泣いてばかりのあたしを笑顔にさせてくれたのは、
間違いなくケントだったね。


毎日毎日あたしに届く、ケントからの贈り物は、あたしの一生の宝物。
< 1 / 6 >

この作品をシェア

pagetop