雨粒ドロップ
「あぁ、珱魅様なら多分もうそろそろお戻りになられますよ。」


銀城が言ったちょうどその瞬間…

「ただいまぁー。」

ぱたん、とドアの開く音…
それと共に聞こえる少年の声…

「ほら、丁度。」

銀城はドアの方に笑顔を向けた。

「お帰りなさいませ。

珱魅様。」





「…えっ




っえええええええ?!?」


< 18 / 64 >

この作品をシェア

pagetop