雨粒ドロップ
「おっじゃましまーす」
愛璃は靴を蹴り捨てる様にして家に上がった。
「うわー、雛の家かなり懐かしい!」
雛はそれを見て笑顔になる。
「そういえば、愛璃が遊びに来るの本当に久しぶりだね!」

「そうだなっ。最後に来たのも雛の誕生日だから…丁度1年振りかな」

「愛璃本当に変わってないね。靴揃えないところとかねー。」
愛璃の蹴り捨てた靴を揃えながら、雛は笑って言った。
< 31 / 64 >

この作品をシェア

pagetop