雨粒ドロップ
「‥さて、用は済んだし‥行くか」
珱魅は手の中で光るアンクレットを上着のポケットに突っ込み、踵を反
「‥ってこら!!何お前ら俺のこと無視し
「ところで珱魅様、あの2人が向かった先は?」
銀城は珱魅の後ろ、少し離れた所から尋ねる。
「ちょ‥だからお前ら無
「あぁ、月見の丘だよ」
そう言いながら珱魅が指さしたのは、校舎の東側にある坂の上の、木が生い茂
「だぁぁぁかぁぁぁらぁぁぁぁぁ!!!!!無視するなって言ってんだろうがぁーっ」
「「あ」」