カンチガイな恋。
やめてください・カンチガイ!

告白?

掃除のごみ捨て当番のアタシは、

今日もいつも通りに、ゴミ箱を持って学校の裏庭に来た。

第一、こんな押し付けでやらされてる仕事、

ホントは嫌なんだけど・・・

「あれ?」

アタシは足を止めた。

焼却炉の近くに、オトコがいた。

げ・・・  あの人3年生じゃん・・・

でも、いかなきゃだめだし。いっちゃえ!

アタシはそのオトコの横を通り過ぎようとした。

でも、その時。

「ねえ。」

びくっと、アタシの体が止まった。

かたい首が、ゆっくり振り向く。

「もしかして、お前だろ。」

え!?なんのコトですか!?

でも、なんか怖いし、答えないと・・・

「どっちだよ。」

「は、はい!」

ヤバ!成り行きで答えちゃった・・・

「やっぱりか・・・」

なんか考え込んでる!?どうしよう・・・

「え、えーと、アタシ、そろそろ・・・」

「ま、運良く今は、俺も今フリーだしよ。」

「え?」

何、この展開・・・

「よし、お前とツキアッテやる!」

「は、はい・・・?」

き、聞き間違い・・・  だよね?

「だから、付き合ってやるって。」

「え!!!」

えええええええええええええ!!!!????
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