《短編》一夜の想い
エンジンを切り、後部座席から何かを取り外へ出て行った。


『早く来いよ。花火やるぞ。』


「花火?この時期に?」

『掃除してたら出てきたんだ。今年最後の花火やろうぜ』

「うん」


嬉しい。だって2人で花火だよ。それも今年最後って何か特別じゃない!?思い出を作る為みたいで。



私は浮かれてて、信ちゃんの変化に気がつかなかった。
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