かけがえのない思い出になりますように

五・六年生の時、凄く仲良くなった男の子がいた
君はいつも坊主頭だったね

なにか共通点があるわけでもない
なのにいつも君と話していた

今思い出したよ、君との共通点が1つあった
背の順が隣だったんだ
ずっと隣だった

遠足の時は特に話したね
あの時は、凄く君と話す時間が楽しかった
家でも君のことを話していた

でも私と君は中学校が違った
私は、みんなと違う所を自ら選んだ
だからしょうがないってわかってる
でも、君の通っている学校の制服をみると探してしまう
坊主頭・野球部をみるたびに君を思い出す

中学生になった君に会った、小学校の発表会だったね

君とは、距離ができた、意識して前のようには、話せなかった
小学生の時とは違った
君は私が見ないうちに成長していた
男の子から男になっていたんだ

私は成長していなかった

君には新しい友達・女友達ができた
寂しい気持ちになった

君は私のことをどう思っていましたか?

私は君と仲が良かったって思ってるよ

もし中学校が一緒だったら君ともっと仲が良くなっていましたか?
私が一番の女友達になっていましたか?
君が私を一番の女友達だったと思ってたら私はとても嬉しいです


もし中学校が一緒だったら一杯話して、相談して、恋の話しをして、一番信頼できる絶対的な友達で、そうでありたかった


君は優しかった
笑顔が素敵だった
太陽だった
字が下手くそで漢字が苦手だった

私は君の坊主からちょっと髪が伸びたかんじが好きだった



これから将来また君に会えてお話し出来る機会があれば嬉しいです
君にとって大切なお友達になれたらいいな

相談したりしたいな

また素敵な笑顔を見れることを楽しみにしています




恋愛感情ではないけど君のことが好きだよ

君に彼女が出来たと聞いたら傷つくと思う


15歳の今、私が思った率直な気持ち
こんな気持ちにさせてくれてありがとう

暫く会ってないけど君は大切な男友達です



ありがとう







私も成長したい
君みたいに






初恋は、まだ来ない
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