あかだい?

「おしまい。チャンチャン、ってなるか!!」



Take2

「そもそも、パカ子がたとか多くするからいけないんだよな」

「そうですよ、パカ子のせいです」

「てか、呼び捨てにしないでくれる?」


無花果は、パカ子を無視し、さっさと話を進めることにした。

「勝負か、受けてたつ!!」

「では、どちらが平均台を速く渡れるか、という勝負にしましょう」

「ミステイク!!霊能力とかじゃないの!?」

「平均台だな…よーし、おいパカ子」

「な…なによ」

「おまえが俺よりも遅かったら、自分はインチキだと素直に認めろよ!!」

「いや、おかしくない?平均台で負けたぐらいで何でインチキになるのよ」

「パカ子さん…」

たぬきが何かを諭すような目でパカ子を見た。

「世の中には、いきたくても生きられない人がたくさんいるんですよ」

「関係なくない?それ」


「では、明日、また来ます」

「パカ子!!平均台用意して待ってろ」

無花果たちは、パカ子の家から出ていった

「てか、私が用意するのかよっ」

家にはパカ子の悲痛な叫びがこだました。


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