君に夢中
でもでも!王子とのデートのチャンス…
あ、そうだっ王子に買ってもらわないで、尚且つ2人でデートできる方法を考えればいいんだっ
うーん、なんだ?
「愛、早く頼んじゃいなよ」
美和に急かされるものの、まだどうすればいいか思いつかない
「頼むって何を?愛、めっちゃ難しい顔してるけど、大丈夫か?俺に弁償してもらう事なら、そんなに気にすんなよ」
うう…王子、優しいよ
「ひ、宏充、弁償とかはやっぱり、その…悪いから…だから…」
ん?って感じで優しい笑顔で見てくれる王子
ぁあ、もう勢い任せだっ
「だから、あたしのお兄ちゃんの誕生日プレゼント、一緒に選んで!」
「え、何それ?」
予想外すぎる言葉だったのか、王子が首を傾ける
それは王子だけでなく、残る2人も同じだった
「愛、どうゆう事?」