舞蝶.・。*

「・・・おい。
莢がビビってるからヤメロよ・・・」

俺は助言をしてやった。

「・・・。
そうね。あたし達は所詮。女だもんね…」

とっても落ち込んだ顔をしてるおふくろ達。
ハッキリ言うと半泣き状態だ・・・

マジで好きだったのか?
莢。お前男だけじゃなく女も引き寄せられるのか・・・
ある意味。怖いぞ・・・

「…オカン達。本当に莢の事好きなのか?」

固まってた大和が口を開いた

おふくろ達は顔を赤らめ、照れる・・・。

マジかよ・・・。
完全に莢に惚れてる・・・。

みんなも莢を見て呆然としてる。

「莢ちゃん・・・。
失恋したの・・・莢ちゃんが初めてよ」
「あたしも。
今まで。どんな男でも手に入れたのに・・・」
「気が向いたら、いつでもあたしの所に来てね」

口々に言ってる。
莢はとっても困ってる・・・。

「じゃあ。莢ちゃんっ!!!
一緒にお風呂入りましょっ!!!」

莢は、やっと話が逸れてホッとしてる

「いいですよっ!!」

莢は二コッと笑って、着替えを取りに言った

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