舞蝶.・。*


「莢様。今は近づかないでください。
でなきゃ。莢様に手を出しちゃいそうで…」

それは…怖い……。
あたしは、執事から放れた。
ってか、あなた女でしょ?

あ・・・
日向のお母さん方にも襲われたんだっけ…?

あたしみたいなのを・・・
何でだろ・・・

あたしは部屋を出て、パーティー会場へと向かった
パーティーが始まるのは6時から。

今はまだ4時半・・・
会場のチェックでもしとくかな。

あたしは8階へと向かった

―――――ガチャ

あたしは大きなドアを開けた・・・


すると、その中央にあの人が1人立っていた
「・・・何してんの?」
あたしが声をかけるとその人は振り向いた

・・・泣いてる
何で・・・?

その人は、あたしを見て慌てて涙を拭った

「・・・どしたの?」
あたしは気づくとあの人の前に立ってた

「あんたにはカンケーない」

分かってた・・・
こんな事いわれるって。


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