舞蝶.・。*


「ありがとっ!!!」
あたしは隆也に抱きついた
「隆也。ありがとうっ!!」

隆也は照れながら、微笑んだ

「莢。ホラ、やる」
日向・・・。
「ありがとっ!!!」
あたしは、箱を開けた

「綺麗・・・・」
「だろ?喜べよ」
日向はあたしのプレゼントを取って、あたしの後ろに回ったそして髪を横にずらしてくれて・・・

―――――チャリン・・・

あたしの首に付けてくれた
プラチナのネックレスを・・・。

あたしは日向に抱きついた
落ち着くこの匂い・・・
この広い胸・・・
細いけどしっかり筋肉が付いてる・・・
「日向。ありがとっ!!!」

日向は優しい笑顔で「莢は特別」といってクシャっと頭を撫でてくれた

「よし。俺の番がきたな。
莢。生まれてきてくれてありがとう。
じゃあ。持ってきてくれないか?」
お父さんは執事に命令した

――――ガラガラ

大きな物が運ばれてきた・・・。
布ので隠れて分からない。

「これが莢への誕生日プレゼントだ」
お父さんはニッと笑って布を引っ張った

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