舞蝶.・。*
「莢っ!!!」
「ゆう……きっ」
あたしは、勇樹に抱きついた
「怖い……
涙が止…まらなくて……」
勇樹は「大丈夫」といって、抱きしめてくれた
そして、ベットルームまで運んでくれた。
「何があったの?」
勇樹は優しい声で聞いてくる
あたしは事情を説明した。
勇樹は優しい顔で微笑んでくれた
「大丈夫。きっと・・・」
「勇樹の笑顔…好き……」
あたしは、勇樹の頬に手を添えた
勇樹は照れながら笑った
あたしも微笑んだ。
だんだん涙が収まってきた
勇樹。
こんな遅い時間にゴメンね。
来てくれてありがと。
あたしはそんな事も言えずに、勇樹の胸の中で眠ってしまった…
勇樹は、朝になっても抱きしめてくれてた
勇樹の寝顔・・・可愛い。
綺麗に整ってる顔。
まつ毛も長い。
細くて長い指。
大きな胸。
長くて細い脚。
全部パーフェクトだ。
ケンカしなさそうなんだけどな…。
あたしは勇樹の頬に手をあてた。