舞蝶.・。*
なんか、目線を感じるんですけど。
「ひ、日向!
眠ってたんじゃないの?」
日向はクスッと笑って「莢の顔が面白かったから」と言った。
な、なんなんだ…。
―――ガラッ
「おっはよ~んっ」
「はよ~日向っ!!!」
「おはよ。日向。莢」
「おはよう」
ハイテンションで入ってきた昨日の4人。
げ、元気だな。
クラスの男子達が彼らを見て静まった。
「…何でここ?」
日向が聞くと、みんなは「迎えに来た」と言ってピースをした。
「あれ?
莢って、目ピンクだったっけ?」
「ううん。カラコンなんだ~!!!」
大和は微笑みながら、あたしの前の席に座った。