舞蝶.・。*
「うん? 別に予定はないよ?」
「じゃあ。服買いに行こう!!
莢に似合う服、たくさん買いに行こうか」
「いいの?」
「莢は特別っ!!!!」
悠は笑いながら、あたしの頭に手を置いた。
「お待たせいたしましたぁ」
テーブルに置かれたのは、大きな容器にクリームがいっぱい入ってて可愛くデコレーションされてる物。
「可愛い…」
パフェを見て感激してるあたしに悠が「食べてっ!!」といってスプーンを渡す。
あたしはクリームをすくって口に運んだ。
「んっ!! おいしい!」
悠は「1口頂戴っ」といってから口を開けた。
あたしが食べさせるの…?
クリームをすくってから、悠の口に運んだ。
悠はパクっと食べて、ニッと笑った。
可愛い!
「おいしいっ!!!」
その光景を見て女達が、悲鳴を上げる。
……うるさい。