舞蝶.・。*


あたし達が戻ると勇樹の友達が駆け寄ってきて、その人とも仲良くなった

影下 兌(かげした だい)
白の髪。身長175センチ。
玖流の下っ端の中の幹部。
お茶目で可愛い。

あたしは、日向達の所に戻った
「日向!!今ね勇樹と大と仲良くなったの!!」

日向はクスッと笑った・・・

「そうか。あいつらはいい奴だからな。
あいつらに可愛いって言われたんじゃないか?」

「い、言われたけど・・・お世辞だよ。きっと」

「ははっ!!莢は可愛いじゃん。莢は自信持っていいんだよ」

――――――ドキッ

あたしは、照れてるのが分からないように、目の前にあったコップを取り一気飲みした

「ちょ、おいっ!!それお酒だぞ?」

「へ?」
お酒かぁ~。
って!!!お酒!!!?

みんなはあたしを見て慌ててる
日向はあたしの顔を心配そうにみてる

だんだん熱くなってきたかも・・・

「大丈夫か?」

「あつい・・・」

頭もボーっとしてきた・・・

悠があたしの口に水を流した・・・
冷たい・・・

だんだん意識が遠ざかって行く・・・
「莢!!莢!!!?」

――――――バタンっ


< 55 / 229 >

この作品をシェア

pagetop