舞蝶.・。*




この時、気づいとけばよかったんだ。

陰で、あたしの大切な人達を恨んでた人がいたなんて。

「何食べる?」

「あたし……カレー」
「じゃあ。俺もカレー」
「俺は焼きそば」
「タコライス」
「俺は...冷やし中華」
「ハンバーグ」

あたし達は、窓際の席に座った・・・

しばらくすると「お待たせしました。みんな」

「あっ! 優斗。
あのね!学園祭があるんだけど、来ない?」

みんなは優斗を見て固まってる...

「いいよ!!莢は何すんの?」
「メイドカフェって!」
「へ~。メイドカフェか・・・
うん。絶対来るね!!」

あたし達は笑いあった・・・

「優斗さん。久しぶりですっ!!」
「お~!俺が見ない間に、カッコよくなってるな」
「違いますよ!!」
そう言って、笑いあってるみんな・・・
「じゃ。またなっ!」
優斗は、手を振って帰って行った・・・







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