舞蝶.・。*
学園プリンセス?!
あたしは、後夜祭のステージの裏側に連れてこられた
「ヒロ兄?どうしたの?」
「莢凄かったな!
やっぱり、莢がふさわしいと思って・・・」
ヒロ兄はあたしを見てニッと笑った
「じゃあ。ここに入って」
あたしは1つの部屋に通された
中に入ると、女の人5人がいた・・・
そして部屋の壁には真っ赤なドレス・・・
「・・・ヒロ兄?何これ」
「説明は後でする。じゃ。よろしく」
ヒロ兄が笑うと、女達は微笑んであたしを引っ張った
「こんばんわ。莢ちゃんね。美人ね。
あたしはメイクアーティストの山下咲です。
ここの学校には息子がいるの」
山下咲さん・・・
息子いるんだ~・・・
「って!!もしかして息子って・・・
猛ですか・・・?」
咲さんは吃驚したような顔をした
「猛の事知っているの?」
「はいっ!!友達ですっ!!!」
咲さんは嬉しそうな顔をした・・・
「友達なんだ・・・。
息子がいつもお世話になってます」
「いいえっ!!!!お世話になってるのはあたしの方ですっ」
咲さんは微笑んで、あたしにメイクをした
「とっても美人ね・・・」
咲さんは赤くなりながらあたしを見た・・・