舞蝶.・。*


外に出ると、みんなの視線があたしに向いた
顔を赤くしてから一時停止してる・・・

な、何・・・?

あたしが困ってる顔をしてると・・・

「も、もしかして莢っ?」

後ろから声がした...

「その声・・・勇樹?」
あたしが振り返ると、2人共顔を赤くして一時停止した

ゆ、勇樹・・・
カッコよすぎる・・・。

シルバーのタキシードを身にまとって、方耳にダイヤのピアスをしてる
そして、無造作に跳ねてる黒い髪・・・。

「あ、あれ?
ゆ、勇樹って髪・・・緑じゃなかったっけ?」

「さ、莢こそ・・・。
あ、藍色じゃなかったの?」

2人共カチコチになってる・・・・
あたし達は同じタイミングで笑った

他のみんなはあたしと勇樹を見て顔を赤くしながら写メってる・・・

「「カラースプレーで染められたっ」」

あたし達はハモッたからまた笑った・・・
「勇樹。カッコよすぎ!王子様見たいっ!!」
「莢こそ!金髪似合ってるっ!!お姫様見たいっ!」
あたし達が顔を赤くしながら笑ってると後ろから声をかけられた

「君達。もうすぐで出番だよっ!!」
へ?
あたしが振り向くと、三年の男が顔を赤くした

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