強引な王子さまっ
覚悟を決めて目をつぶった瞬間だった











『どんっ』








その場にしりもちをつく


「いたい…」












何が起きたかわからないまま
顔をあげると









そこには、誰かに腕をひねられてる
先輩がいた


その誰かとは…











「おっお前…三浦…翔か…?」












「あぁん?だったら何なんだよ?」












三浦くんだった…
なっ何で…?
しかも怒ってるしぃ…


「いてててっ…やめてくれ!
もうこの子には近づかねーからよ!」



そう言い走ってにげて行った先輩…














ちょちょちょ!
待ってよー!




私だって逃げたいのにぃ…
でもこわくて腰がぁ…!















「おい…大丈夫か?」



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