強引な王子さまっ
朝、家を出ても
翔くんは迎えにはきてくれなかった。
1人で登校する。
昨日はほとんど眠れなかった





「花!!ちょ、ちょっとどういうこと!?」




教室に入ったら真央ちゃんは
とてもあわてたように話しかけてきた。
昨日のこともう広まってるのかな?





「へ?」





「へ?じゃないでしょ!三浦くんよ!三浦くんが」






「きゃー!!三浦くーん!」






女子の声で真央ちゃんの声が消える。
翔くんが廊下を歩いていた。







そのとなりにいたのは…






「何で!?何で三浦くんが城山雅と一緒にいるの!?」







城山さんだった。





「うぅ…真央ちゃーん…私あきられちゃったよーー」




我慢してた涙が溢れ出す。
もう無理だよ




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