強引な王子さまっ

昼休みになり
真央ちゃんは勇人くんの所いっちゃったから
１人で翔くんを待っていると


「花ちゃーん!」

竹中くんが来た。


「あ、竹中くん!どうしたの?」

「今日さ昼メシ一緒に食わね?」

嬉しいんだけど…
翔くんいるし…

「あ、ごめんお昼は…」


「おーい!花いるか?」
大声で入ってきた翔くん。


「きゃー!三浦くんだ〜っ」

メロメロになってる女子。
それをスルーする翔くん。


「竹中くん私、翔くんと食べる約束してるんだ。ごめんねっ」


「ふーん…花ちゃんあいつと付き合ってるの?」


へ…?
つ、つきあってる!?
一瞬動きがとまったけど
私はすぐに否定した


「ちっちがうよ!」


翔くんこわいもん。
今日だって無理矢理だし…


「おい!花!何やってんだよ?行くぞ!」


翔くんは私の手を握り歩きだそうとする


「ちょっ翔くん…!?」

戸惑いの声をだしても
スタスタと歩いていく翔くん


「あ、竹中くん!また今度ね!」
「あっうん。」


もう〜
何でこんなに強引なのー!?