強引な王子さまっ
「ん~…誰だ?」


謎の音の正体はおばけではなく



「し…翔くん?」



今まで寝てたと思われる翔くんだった。
翔くんが現れた瞬間気持ちがゆるんでしまった。



「花か?どうした?」

「し…翔くん…うわーん…よ、よかったあ」


涙が止まらなくなってしまった




「おっおい!どうした?」


ゴロロロロロロロロ!!


「きゃあっ!うっうわーーん…かっかみなりぃ…」


いやだいやだいやだよーー…



「おい、落ち着け花!大丈夫だから!」



と翔くんは私のことを抱きしめてくれた。




「うぅ…」



「大丈夫だから。おちつけ。」



翔くんの声が私の耳に響く。








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