強引な王子さまっ
「真央ちゃん、どうゆうこと?」


「んーん、なんでもないよ!ほら、私たちも帰ろっ
電話で話そうとしたことききたいしさ」




校門のところまで4人でいく



「んじゃあ、俺翔と帰るから、真央ごめんな?」


「うんっ。大丈夫だよ!また明日ね」




「………」


ずっと無言の翔くん。
お礼言いたいけど言いづらい
でも、今日助けてくれたんだし言わなきゃ!





「あの!翔くん!」



「何だよ?」


ムスッとした顔で振り向いた翔くん。
ちょっとこわいぃ…

でもいわなきゃ!




「今日はありがとう…翔くんいてくれて本当によかった!」




うまく言えたかな…?




「…おう。また明日な。明日も迎えに行くから待ってろよ?」



「うん!またあした!!」



笑顔になってる翔くん
機嫌直ったみたい
よかったぁ





「ぷぷっ単純だな、翔は」


「うっうるせえ!帰るぞ!」



「はいはい。2人ともまた明日」



私たちと逆の方向に歩いていく翔くんたち。




「私たちも帰ろうか」


「うん!」


「ねえ、さっき電話で話すって言ってたこと何だったの?」



「あっうん、実はね?」




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