BLUE☆SPRING!
小さい蕾

最低な君





16歳。
それは、BLUE SPRING真っ盛り!
つまり、青春ってこと!
と言うことは、私。秋風みうは青い春を迎えている。
…って、恋人はまだ出来てないけどね。
しかし、着々と私の周りは、彼氏を作りはじめてるという現状。
のろけ聴くのは、流石にもう飽きたよ;

「ってか、何で私だけ?」

いつものメンバーで昼休みを迎えて、私は呟いた。

「あ、彼氏の話?」

真希子が携帯をいじりつつ返答。

「このメンバーの中で彼氏居ないのみうだけだっけ?」

陽子も携帯をいじりつつ返答。
…どーうせっ、二人とも彼氏とメールでしょ?
了解、了解。
いつもの事だもんねーっ!

「でも、みうって可愛いと思うよ?」

「ありがとー、薫!」

「あ、健太からメールだ」

薫ちゃん、こうゆうのを自覚のない裏切りって言うんじゃないのかなぁ?

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