BLUE☆SPRING!
「あつ、し…」
探してる間に色々考えてた。
会ったら、何言おう!とか。
何で私が嫌いなの?とか。
でも、淳司を目の前にしたら、頭が真っ白になった。
今、私。混乱してるかも…
理由は、わかんないけど…。
とりあえず、今。
新しく思ったことがひとつだけある。
私…
私、わかんないけど…
淳司が好き。
そう思ったら、思わず走り出してた。
伝えたい。
近くに居たい。
それだけが、私の頭にあった。
曲がり角を曲がって、淳司を目で追った。
青春…
それは青い春…