だって、好きなんだもん。
朝日君に昼休みまで屋上に行けない、とメールをしておいた。
案内は今日一日で終わらせるつもり。
メグミも付き合ってくれてるから、気まずくもない。
「円城寺さん、ここが図書館」
「…広い図書館だね」
「図書館だけは広いからね、この学校。」
そんな感じの会話をしながら、学校案内をし終えた。
私は、屋上を案内しなかった。
屋上は本当は立入禁止だし、朝日君と二人きりで会える唯一の場所だから。
いずれ気づかれてしまう。
それは分かってるけど、朝日君と円城寺さんを会わせたくない。
偶然は仕方がないけど。
案内は今日一日で終わらせるつもり。
メグミも付き合ってくれてるから、気まずくもない。
「円城寺さん、ここが図書館」
「…広い図書館だね」
「図書館だけは広いからね、この学校。」
そんな感じの会話をしながら、学校案内をし終えた。
私は、屋上を案内しなかった。
屋上は本当は立入禁止だし、朝日君と二人きりで会える唯一の場所だから。
いずれ気づかれてしまう。
それは分かってるけど、朝日君と円城寺さんを会わせたくない。
偶然は仕方がないけど。