だって、好きなんだもん。
「で、どうしたの??」

「あ…あの、朝日君がどうして喧嘩したのかを知りたくて…」

「あ〜、俺には分からないからアイツに聞くといいよ。」

アイツ?
朝日君本人なわけないよね。

「ほら、アイツアイツ。」

指差した先にいたのは…

「…えっ!?あの人、朝日君の友達なんですか??」

「そうだよ。原田にはアイツしか友達いねぇんじゃね?」

そんなハッキリ言わなくても…。
しかし、本当に友達なんだろうか。
眼鏡かけた、いかにも秀才って感じの人なんだけど…。








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