だって、好きなんだもん。
「…朝日君!!」
意を決して朝日君を呼び止めた。

「……」

「少し話せる??」

「…今は帰らなきゃならねぇから。」

「じゃあ、夜。朝日君の家行っていい??」

「………あぁ。」

聞けないまま教室に戻ることになってしまった。

夜。夜に行けば聞ける。










< 76 / 152 >

この作品をシェア

pagetop