飽きられない条件
そのよん、くらすめーと side、陸
・・・・・・彼女は水原咲というらしい
そして、咲は俺にハンカチをくれた女の子。
さっき俺たちは担任に「学級委員」とやらを任された
『はぁ~~・・・何で俺が・・・』
5・6枚の紙をホッチキスで、パチンッとまとめていく作業
「溜息つかないでやってよね・・・」
ちょっと疲れ気味の咲
テキパキと資料が出来ていく・・・
俺が、ノロイ・・・のか?
「はぁ~!終った~っ!!」
嫌味ったらしく俺に向かって言ってきた
そして自分の手元をみたら、まだ10人分ぐらい残ってた
「しょうがないっ、手伝うよ」
『お、う。さんきゅ』
お人好しだなー・・・そういえば前もハンカチくれたしいいやつじゃん
あ・・・・・・!!
『なぁ、咲。この後空いてる?』
「はぁ?」