桜の季節
教室のドアに手をかける。

ゆっくりとドアを開けて、教室に入った。






教室には、男子達が3・4人ぐらいいた。



教室の真ん中で、集まって何か喋ってる。



私は、男子達の横を通り過ぎ、自分の席へ向かった。






帰る準備をしている時に、私はチラッと男子達を見てみた。



1人と目が合った。



見るんじゃなかった…、1人で後悔する私。






こっちにくる足音が聞こえて、止まったと思うと、声をかけられた。



「あのさ…。」



顔をあげると、さっき、目が合った人が立っていた。



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