桜の季節
「……お前ら、教室でイチャイチャすんなよ。」
「いいだろ別に~。啓也が彼女いねーからって、俺にやつあたりか?」
直樹は、笑いながら啓也くんに行った。
「うっせーな。俺の勝手。」
2人は、なんだか仲がいいんだ。
いつの間にか、友達になってて、いつの間にか、親友みたいに、すごく仲良くなってた。
「そーいや今度、夏祭りあるな…。」
啓也くんが、つぶやいた。
「そーだった…。茜っ!一緒に行こうなっ!よし!決~まり!」
直樹は、勝手に1人で話をすすめる。
ま、私も直樹と行きたかったんだけどね。
「茜ちゃん、強制で連れていかれるのな。」
啓也くんが言う。
「うっせ!茜は俺の事、好きなんだよっ!」
反撃する直樹。
「もしかして、もしかすると、俺と行きたかったり……なんて事もあるかもよ?」
冷静に言ってるつもりだけど、負けじと、言いかえす啓也くん。
「お前…もしかして……。」
直樹が戸惑っていた。
何?
何があったの?