カレーライス王子
ハヤシライス:今回はチーズの不手際が原因でこんな結果になりました。そんな者のために探知機を危険にさらすわけにはいきません。

カレーライス王子:お前・・・本気で言ってんのか!?

ハヤシライス:本気です
カレーライス王子:なに言ってんだ!!お前っチーズとはっ・・・

ハヤシライス:私情は挟みませんっ!!あるのは任務のみです

カレーライス王子:わかった。しかし、敵を誘い出すためにも探知機は持っていく。コレで後はさっきナイトが言った作戦でいく。第1部隊の隊員たちは手前の林に隠しといてくれ。大勢でいくと敵も警戒する


かくして、第1部隊とカレーライス王子たちは油山の指定の場所へと急ぐのであった。

ココは油山。高台の上には十字の板に手足を拘束されているチーズ副隊長がいる。その周りにはジメジメ団2人を従えたカビほら貝にカビ鉄琴・木琴兄弟そして戦闘員ジメジメがひしめいている。対してカレーライス王子たちはその高台の真下にいる。


カレーライス王子:チーズ副隊長っ!!無事かっ!!

チーズ:ええ。それよりあたしなんかのためにX探知機を危険さらしてはダメですっ!!

ナイト:自分の命より探知機・・・任務第1ですか・・・よくできた師弟関係です。

ハヤシライス:そうでもないわよ

ナイト:え!?
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