カレーライス王子
チーズ副隊長ら3人は再び突撃を試みる。ナイトが福神漬け爆弾煙20%増量でカビッハの視界を奪う。そして煙の中へとチーズ副隊長の弓矢の先の刃、カレーライス王子のカツカレー丸、ナイトの福神漬けソードが消えていく・・・

その瞬間っ!!突風が巻き起こったっ!!カビッハの前の白い煙が吹き飛ばされる。同時にカビッハの体をまとっている炎も微弱なものになった。

そして、チーズ副隊長ら3人の武器は確実にカビッハに突き刺さっていた。


カビッハ:がはっ(血を吐く)・・・おのれ・・・

カレーライス王子:なんだ!?こいつまだ死なねぇのか!?

カビッハ:このタイミングでこの突風・・・おかしい・・・そこかっ!!


カビッハが林の中に向かってクナイを放つ。林の中から何やら黒い影が飛び出した


カビッハ:おのれ・・・やはり貴様の仕業でおじゃったか・・・カビ小太郎っ!!

トマト:あの身のこなし・・・

りんこちゃん:うん。間違いないわっ!!忍よっ!!

ナイト:何者です!!

カビ小太郎:わしはカビコフスキー様直属の忍者軍団頭領のカビ小太郎・・・


もくもく・・・カビ小太郎の足元から白い煙が湧き上がる。煙とともにカビ小太郎の姿は消えていた


チーズ:お姉ちゃんのカタキーっ!!


チーズ副隊長がハヤシライス隊長愛用のナイフをカビッハの胸に突き刺したっ!!


カビッハ:こ、こんなバカな・・・カビダラーケ帝国の伝説の忍の異名をとるマロが・・・人間ごときにやられるなど・・・ぐ、ぐああぁぁぁぁ


カビッハがカビとなって消えていく・・・カビッハの戦いを見守っていたジメマロたちも蜘蛛の子を散らすように逃げていく

その場に座り込むカレーライス王子たち・・・
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