カレーライス王子
ナイト:なんかむかつくな。その顔・・・
カレーライス王子:え!?今むかつくって言った!?言ったよね!?上司に対して
ナイト:い、言ってません。全然、まったく、これっぽっちも。
従業員:お待たせしました。
ナイト:ほ、ほら王子が楽しみにしてた料理が出てきましたようわ〜、おいしそうだなーっ
カレーライス王子:・・・おい。このナイフとフォーク・・・肉眼では見えづらいが・・・
ナイト:はい。カビ菌が付着してますね。コレを触ったあとに、ほかの物を触ると次々にカビ菌が付着していくというわけですか。
カレーライス王子:こんなことをするのは・・・カビダラーケ帝国だな
ナイト:ですね。でも、従業員にコレと言って怪しい動きはありませんし、脅されているわけでもなさそうです。

この間にも、太鼓の音が流れていく・・・ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ・・・

カレーライス王子:・・・っ!!まさか・・・

カレーライス王子とやっぱ福神漬けナイトは厨房の方に歩いていった。

従業員:あ、すいません。お客様。ココから先はご遠慮いただきたいのですが・・・
ナイト:コレを。我々は政府関係者です。厨房を見せていただきます。それとも、見られてはヤバいものでもあるんですか!?
従業員:い、いえ。そういうわけでは・・・
ナイト:では。
従業員:あ、・・・

かくして、二人は厨房の奥へと進んでいった。厨房の奥には狭い道が続いており、両側にはいくつか扉がもうけてある。

カレーライス王子:事務室にオーナー室に・・・ん!?一番奥にもドアがあるぞ。なになに・・・表札に何か書いてある・・・関係者以外立ち入り禁止・・・カビダラーケ帝国極秘作戦遂行室・・・
ナイト:コレ・・・秘密にしとく気あるんですかね

バンっ!!カビダラーケ帝国の居場所をつかんだ二人は勢いよくドアを開けたっ!!そして、そこにはカビダラーケ帝国の風景が広がる・・・一番奥で、太鼓をたたいているのが、今回の作戦遂行者、カビダイコ。そして、その前におかれている机を囲むメンバーとは・・・
< 24 / 226 >

この作品をシェア

pagetop