カレーライス王子
木の枝に刺さり、宙に浮いたカビホルンがカビとなって消えていく。そして、カビホルンが隠し持っていたカビ消し剤Xがその場に落ちたのだっ!!

カレーライス王子:りんこっ!!お前は援護を頼むっ!!ナイトっ!!オレたちはカビ消し剤の確保だっ!!

ナイト:はいっ!!

カビほら貝:そうはさせるかっ!!戦闘員ジメジメっ!!カビ消し剤Xを奪い返すのだっ!!カビ弓矢っ!!食らえっ!!


カビほら貝が弓矢を10本束ねて同時に射る。弓矢の狙いは正確だ。まっすぐカレーライス王子たちに向かって飛ぶ。しかし、矢は全弾りんこちゃんが王子たちの前に移動させた木に遮られた・・・木がカビで汚染されていく・・・


りんこちゃん:くっ・・・矢の先にはカビ繁殖菌が塗ってあったのね・・・コレじゃカビで汚染された木々はもう使えないわ

カビ丸:行くぞっ!!りんこをやるっ!!
カビ丸配下:はっ!!


りんこちゃんに向かってカビ丸とその配下3人が飛び出すっ!!カビ丸が右手の人差し指と中指の2本を立てて、呪文を唱える。


カビ丸:水精の術っ!!水時雨(みずしぐれ)っ


水がクナイの形になってりんこちゃんに襲いかかる。りんこちゃんは必死にそれをかわすっ!!
ところ変わって、こちらはカレーライス王子たち・・・


ナイト:カビ消し剤X確保しましたっ!!

カレーライス王子:すぐそこまでジメジメが迫っているぞっ!!へいっ!!パスっ!!

ナイト:はいっ!!受け取って下さいっ!!


パシっ!!パスはは成功したかに思われたが、ナイトと王子の間に入ったジメジメに取られた


カレーライス王子:あ、・・・

ナイト:なにしてるんですか!!

カレーライス王子:そんなこと言ったって・・・お前のパスが悪いんだろっ!!

ナイト:なんで僕のせいなんですか!!
< 80 / 226 >

この作品をシェア

pagetop