一万円で一時間の恋
「ねぇ〜☆夏樹??」
「ん??なに〜??柚香?」
「先生絶対夏樹の事好きだよ〜♪」
「え〜どうでもいい〜!
柚香にあげる」
「まじ!?も〜らい!」
「明日あたし予定ないわ〜♪」
仲良く柚香と話してた……
そしたらもの凄くちっちゃい音で!!
……カサッ………
って聞こえた!!
2人とも聞こえた!!
「ねぇ〜柚香今のなに〜!?」
「夏樹見てきなよ…!!」
「はぁ!?や、やだ〜」
……ガサガサ!!!!
人が出てきた……
?「君!!三上夏樹??」
「うん……てか何??」
柚香がちっちゃい声で…
「ちょ〜イケメンじゃない??」
?「ん〜俺早坂知貴!!」
「あたしに何のよう!?」
「10万払う!!明日俺の相手しろ!!」
「なに??あんたおぼっちゃま??」
「あ!?関係ねぇだろ!!」
「恵まれてんだからちょっとぐらい苦労したら??バイバイ!!!!」
「待てよ!!人を選んでんじゃねえ!!」
「あたしはあんたみたいな恵まれてるからってお金ひょいひょい使うようなやつ嫌いなの!!!!!」
「なんか勘違いしてねぇ??俺はあんただから選んだんだけど??」
「えっ…」
「つーか依頼断るんなら[あたしはできません!]っていいたいの?」
「はあ!?受けて立ってやろうじゃないの!!」
「交渉成立♪いいな!!明日の9時にココに来い!!!!」
そう言って"あいつ"は一枚の紙をあたしに渡して去って行った……
「夏樹〜?ねぇ?早坂って…柚香知ってるよ!!!早坂ってちょ〜金持ちなんだよ!!!」
「まじ…とりあえずあたし明日行ってみる!!!」
「つか!早く帰ろ!!!」