夏恋―NATSUKOI―
ピタッと彼の行為が止まった。

彼は「ごめん」と一言言って、すぐに去ってしまった。



突然のキス―

それは、私を喜ばせもしたけど、寂しくもさせた。

甘くて少し酸っぱい…


海でのキス―



その夜。私たちは一度も話すことなく、夜を明かした。

次の日になれば…と思ったけれど、ダメだった。


そして…6日目。

「花火大会いたしまーすっ♪」


最後の夜ということで、私たちは花火をした。


「線香花火で、一番早く落とした人が…秘密を話す!」


―秘密…

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