夏恋―NATSUKOI―
私の胸は大きく音をたてる。

はずかしいけど…すごく嬉しい。



「俺と付き合って?」

「…はい」


そして、お互いを見つめあって、恋人同士のキスを交わした。



「キャッ?!」

いきなり彼は私を持ち上げて、言った。

「早く帰るか!」

「えっ?えっ?」


何が何だかわからないまま、私は彼に抱っこされたままホテルへ戻る。

部屋に入ると…あれ?


甘い香りが広がる…


部屋の奥に進んでいくと…

「うそっ…」

< 24 / 35 >

この作品をシェア

pagetop