私はこの宙を何よりも尊いものだと信じます。
「良かったねー多架!」
悠と舞華は多架に抱きつく。嬉しそうだ。
俺もめっちゃ嬉しいけど、今回はあいつらのおかげだしなっ…。
でも、これからが問題だ…。
砂織の事だ。多架に何か言うだろう…。
それから守ってやんなくちゃ…。そう思った。
付き合ってる事が皆に広まった。
やっぱり、砂織の目はいつも多架を睨んでいる。
「ねぇ、多架ってウチに嘘ついてたの?」
「えっと…」
俺の目は砂織と多架を移した。明らかに多架が嫌そうな顔をしている。
俺の足が勝手に動き出す。多架の手を掴む。
「ちょっと、宗樹??」
砂織が低い声で言う。
「多架になんかしたら許さねぇから!!」
大人びた事言ったけど、実は俺も砂織にはむかいたくはない。
それから出来るだけ多架の事を見ている。
放課後は小太郎っていう多架のうちの犬(コーギーって種類で小太郎って名前)と近くの公園で散歩している。
小太郎は人懐っこくて可愛い。
俺も犬好きだから心を許してくれてるんかな?
「宗樹ーっ、今日もいつもの場所ねっ?」
「わかった。んじゃなっ!」
いつもの場所とは、小太郎と散歩してる中でも途中のところにあるベンチっぽい所。とくに話す事がなくても何か話題を持ってきてグダグダと喋っている。必死になって喋る多架は可愛い。
「可愛こチャンっ。」
俺はそっと頭をなでる。
「可愛くないもん…。」
そう言って拗ねる多架も可愛い。
まぁ、実際に可愛いかと言うと…そんなんでもないって皆には言われる。
俺は一番可愛いと思うけどなっ(笑)マジで多架症候群だわ…。
季節は冬。多架はいつもカーキー色の胸のところにスティッチが書いてあるジャンパーを
着てくるけど、結構薄着。
一方俺は、黒のダウンコート。俺が来ても結構でかいサイズ。
悠と舞華は多架に抱きつく。嬉しそうだ。
俺もめっちゃ嬉しいけど、今回はあいつらのおかげだしなっ…。
でも、これからが問題だ…。
砂織の事だ。多架に何か言うだろう…。
それから守ってやんなくちゃ…。そう思った。
付き合ってる事が皆に広まった。
やっぱり、砂織の目はいつも多架を睨んでいる。
「ねぇ、多架ってウチに嘘ついてたの?」
「えっと…」
俺の目は砂織と多架を移した。明らかに多架が嫌そうな顔をしている。
俺の足が勝手に動き出す。多架の手を掴む。
「ちょっと、宗樹??」
砂織が低い声で言う。
「多架になんかしたら許さねぇから!!」
大人びた事言ったけど、実は俺も砂織にはむかいたくはない。
それから出来るだけ多架の事を見ている。
放課後は小太郎っていう多架のうちの犬(コーギーって種類で小太郎って名前)と近くの公園で散歩している。
小太郎は人懐っこくて可愛い。
俺も犬好きだから心を許してくれてるんかな?
「宗樹ーっ、今日もいつもの場所ねっ?」
「わかった。んじゃなっ!」
いつもの場所とは、小太郎と散歩してる中でも途中のところにあるベンチっぽい所。とくに話す事がなくても何か話題を持ってきてグダグダと喋っている。必死になって喋る多架は可愛い。
「可愛こチャンっ。」
俺はそっと頭をなでる。
「可愛くないもん…。」
そう言って拗ねる多架も可愛い。
まぁ、実際に可愛いかと言うと…そんなんでもないって皆には言われる。
俺は一番可愛いと思うけどなっ(笑)マジで多架症候群だわ…。
季節は冬。多架はいつもカーキー色の胸のところにスティッチが書いてあるジャンパーを
着てくるけど、結構薄着。
一方俺は、黒のダウンコート。俺が来ても結構でかいサイズ。