私はこの宙を何よりも尊いものだと信じます。
「ちゃんと起きろっ!!風邪ひどくなる。」
「え~大丈夫だよ~…。じゃあ、横になって寝ていい??」
「はぁ??ダメに決まってんだろ!?」
「はい、一回立って~。」
俺の話なんて聞かないで俺を引っ張る多架。
「私、奥に寝るから、宗樹は内側ね。」
もぅ、しょうがない…。
「わかった。」
幅四十センチのベンチに二人で横になるのはすごくきつかったけど、温かい。
「暖かいね…宗樹。」
「あぁ…。」
俺はギュウっと多架を抱きしめた。
ちょっとは暖かくなると思ったカラな訳で…。
俺の腕の中ですやすや眠る多架を愛おしいって思った。
次の日悪化してると思われた多架の病状はすっかり良くなって
熱もあったのかわからないくらいになっていた。
「宗樹ーおはよう!!」
いつも通り元気になってくれて良かった。
そんなちょっとした事件もあったけど、俺達は相変わらずバカップルを演じてた。
お互いを心から信用出来ていて…。
やぱっり、はっきり砂織と別れて正解だったと思う。
だって俺、今幸せだから…。
相変わらず砂織は多架の事睨んだり色々言うけど、
多架も構わなくなっていたし、悠とか舞華と仲良くやってるっぽいし大丈夫だろ。
そう…俺はこんな幸せが来年もずっと続くと思ってたんだ…。
「え~大丈夫だよ~…。じゃあ、横になって寝ていい??」
「はぁ??ダメに決まってんだろ!?」
「はい、一回立って~。」
俺の話なんて聞かないで俺を引っ張る多架。
「私、奥に寝るから、宗樹は内側ね。」
もぅ、しょうがない…。
「わかった。」
幅四十センチのベンチに二人で横になるのはすごくきつかったけど、温かい。
「暖かいね…宗樹。」
「あぁ…。」
俺はギュウっと多架を抱きしめた。
ちょっとは暖かくなると思ったカラな訳で…。
俺の腕の中ですやすや眠る多架を愛おしいって思った。
次の日悪化してると思われた多架の病状はすっかり良くなって
熱もあったのかわからないくらいになっていた。
「宗樹ーおはよう!!」
いつも通り元気になってくれて良かった。
そんなちょっとした事件もあったけど、俺達は相変わらずバカップルを演じてた。
お互いを心から信用出来ていて…。
やぱっり、はっきり砂織と別れて正解だったと思う。
だって俺、今幸せだから…。
相変わらず砂織は多架の事睨んだり色々言うけど、
多架も構わなくなっていたし、悠とか舞華と仲良くやってるっぽいし大丈夫だろ。
そう…俺はこんな幸せが来年もずっと続くと思ってたんだ…。