君を想う
・・・次の日


学校に向かう為 歩いていた


昨日は 楽しかったな


しばらくすると 学校に着いた


上履きに履き替えて


教室に向かう


「麻美! おはよー」


後ろから 咲帆ちゃんが


声をかけてきた


「あ・・・おはよ!」


「教室まで一緒に行こう?」


「うん!」


私と咲帆ちゃんは 教室に


向かう為 廊下を歩いた


「「キャー!!」」


女子達の黄色い声が響いていた


「朝から 王子様は人気ね」


咲帆ちゃんは呆れた顔をしながら


そう言った


「・・・王子様?」


「朔哉の事! あいつ入学式の時から


あんなでさ 全然動じないんだよね」


そうなんだ・・・


なんか 少し空気が違う感じがする


教室に着いて 席に座る


鞄から教科書を出した


ガタ


「あ・・・倉崎君 おはよう」
< 10 / 513 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop