君を想う
「何?」


「・・・なんでもない


やっぱ 学校行くよ」


そう言って ベッドからおりた


お母さんは 安心した顔をして


部屋を出た


時計を見ると 7時半


制服に着替えて 髪をとかし


メイクをして・・・


鞄とスマホを持って部屋を出た


ふと お兄ちゃんの部屋を見る


「・・・お兄ちゃん」


私・・・どうすればいいの?


昨日言った事 ウソだって


言って欲しかった


階段を下りて リビングに向かう


ガチャ


「早く食べなさい 遅れるわよ」


「・・・いらない 途中の


コンビニで何か買って食べるよ」


そう言って 玄関に向かった


靴を履いて 玄関を出た


なんか・・・わからない


いつもなら 走って行くのに


なぜか ゆっくりだった


足が重い・・・


「・・・サボろうかな?」


そう 呟いた
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