君を想う
咲帆ちゃんは 嬉しそうに言った
そっか・・・お兄ちゃんの事
好きなんだっけ?
「・・・ごめん」
「え?」
「あ・・・私の家 凄く
散らかってるから・・・」
誤魔化すようにそう言った
「何か隠してる?」
「え?」
「まぁ・・・いいけど」
ごめん・・・ごめんね咲帆ちゃん
本当の事は 言えないの
これは 私が決めた事だから
「ねぇ 麻美のお兄さんって
彼女とか居るのかなー?
って あれだけカッコイイから
居るよねー?」
「あ・・・えっと」
お兄ちゃんの話は しないで欲しい
思い出してしまう
さっきの・・・事を
遡(さかのぼ)ること 3時間前・・・
私とお兄ちゃんは 公園のベンチに
座って話をしていた
「・・・麻美 俺達が出会ったのは
運命だったんだよ」
「え?」
そっか・・・お兄ちゃんの事
好きなんだっけ?
「・・・ごめん」
「え?」
「あ・・・私の家 凄く
散らかってるから・・・」
誤魔化すようにそう言った
「何か隠してる?」
「え?」
「まぁ・・・いいけど」
ごめん・・・ごめんね咲帆ちゃん
本当の事は 言えないの
これは 私が決めた事だから
「ねぇ 麻美のお兄さんって
彼女とか居るのかなー?
って あれだけカッコイイから
居るよねー?」
「あ・・・えっと」
お兄ちゃんの話は しないで欲しい
思い出してしまう
さっきの・・・事を
遡(さかのぼ)ること 3時間前・・・
私とお兄ちゃんは 公園のベンチに
座って話をしていた
「・・・麻美 俺達が出会ったのは
運命だったんだよ」
「え?」