君を想う

複雑な悲しみ

・・・日曜日


私は鏡の前で　メイクをしていた


髪をセットして・・・


いつもはジャージの服も


オシャレな服にした


今日は咲帆ちゃん達が　遊びに来る


この前・・・お兄ちゃんに


酷い事言っちゃった


あれから気まずくて話してない


「麻美ー？」


下の部屋から　お母さんが


声をかけて来た


部屋を出て　階段をおりて


リビングに向かう


「お友達　何時に来るの？」


「えっと・・・お昼ぐらいかな？」


昨日　咲帆ちゃんからのメールで


お昼に行くってメールが来た


お兄ちゃんは　ソファーで


雑誌を読んでいた


時計を見ると　そろそろお昼・・・


その時


ピンポーン


インターホンが鳴って


私は玄関に向かった


ガチャ


「やほー　麻美！」


咲帆ちゃんと亮介君と朔哉君が


立っていた