君を想う
そう言って がっがりしていた


「じゃあゆっくりしていってね?」


パタン


お兄ちゃんは部屋を出て行った


「あーあ・・・マジへこむー


麻美のお兄さんに好きな人が


居るなんて・・・」


「・・・うん 仕方ないよ」


なんか 少し変な感じだな


「てか 朔哉! お前さっきから


黙ってるじゃん!」


亮介君が朔哉君の肩を叩きながら


そう言った


「・・・別に言う事ないし」


そう言いながら 朔哉君は


目の前に置いてあるジュースを飲んだ


咲帆ちゃんは まだ落ち込んでいる


「麻美ー・・・私もう


どうすればいいのー?」


「じゃあ咲帆ちゃん 俺と付き合う?」


亮介君は 自分を


指差してそう言った


「嫌! だってあんた軽そうだから!」


「ひでー・・・」


なんか・・・こういうのっていいな


友達同士で こんな風に


笑い合って・・・


凄い 和むな・・・
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